枚葉ラベル・カード・シート検査装置 NaviCon-III
自動供給、自動仕分けが可能な枚葉ラベル自動検査装置の決定版。ワークに応じた多様なオプション
- 枚葉ラベル・カード・シートに適用
- 搬送速度が従来より高速化 60m/分実現
- 供給部は標準ボトムフィーダ、大量供給マルチフィーダを選択可能
- 吸着コンベア方式で反りのあるワークを矯正し安定検査を実現1枚1枚連続自動検査
- 3板式のカラーラインセンサ(2K、4K)で高精細カラー処理を実現
- 分解能46μm(視野190mm、4Kラインセンサ使用時)高精度検査
- 操作パネルNEO(NVS Easy Operation)で誰でも簡単に検査設定
- ワンマスター方式の画像処理エンジン「NC-FLX」採用
- 検査可能なワークサイズは40mm×90mm~180mm×250mm
※オプションで440mm×600mmまで対応可 - 不良ワーク自動排出、良品枚数カウント、指定枚数仕分け機能
- ピンホール、欠け、はみ出し、かすれ、異物、傷などを安定検出
- 位置ズレ・抜きズレ・寸法・高精度計測が可能
- OCR(文字認識)、連番確認、バーコード、2Dコードなどの可変情報印字の読取りと照合、品質検査からバーコード検証(グレード判定)まで
製品特長
基本仕様
「NaviCon-Ⅲ」は、枚葉ラベル・カード・シートを供給フィーダにて自動搬送しながら1枚1枚連続検査するコンベア搬送方式の自動検査装置です。
供給部には標準のボトムフィーダか、大量供給可能なマルチフィーダが選択可能で、搬送速度は60m/分に速度アップしました。
高解像度ラインセンサで、ピンホール、文字欠け、かすれ、位置ズレ、異物などの微細欠陥を自動検出します。
不良ラベルは自動排出され、良品ラベルは枚数カウントされた指定枚数ごとに仕分けされそのまま出荷可能です。
弊社検査ソフトの独自技術である輪郭ファジー処理と伸縮補正位置合わせ技術により、印刷の位置ずれや伸び縮み、印刷輪郭部のばらつきがあっても、的確に輪郭部の欠陥を検出します。
画像処理エンジンにはワンマスター方式の「アスミルビジョン」または「ナビタスチェッカーフレックス」を搭載、印刷の位置ずれや伸び縮み、太り・細り、輪郭ばらつきなどがあっても、1枚の良品画像をマスター登録するだけで過検出を起こすことなく微細欠陥を検出します。可変情報である連番チェックと文字認識、バーコード読み取りから可変印字の品質検査まで対応、高機能カラー処理で色むら・色ずれ・色抜け欠陥等も検出します。
- 検査対象 ロール巻きラベルシール
- 印字品質検査 異物、欠け、ピンホール、印刷抜け、汚れ、かすれ、ひげ、文字太り・細り、ほか
- 背景欠陥検出 インク飛び、異物、シミ、すじ、傷、打痕、汚れ、ほか
- 寸法計測 幅、角度、アールなど
- 位置ズレ計測 抜きズレ、ラベル位置、印刷位置など
- 可変情報検査 OCR(文字認識)、連番確認、バーコード/2Dコードなどの読取りと照合、品質検査、バーコードグレード判定(参考値)
- 結果確認機能 FLX-Verify(フレックスベリファイ)(オプション)
- 欠陥箇所の拡大表示と良品/検査品の切り替え表示
- 検査結果のリスト表示
- 不良判定品の救済処理
- 判定結果の記録、保存